どのストリーミング・サービスも膨大な映画カタログを持っていますが、バリュー・ピックにランクされているPeacockもベストの座を争っています。
ライブラリーが多いということは、スクロールが多いということでもあり、タイトルやポスターの列やページを次から次へとクリックして楽しむことは出来ません。
厳選した映画の中から、あなたが見るべき、過小評価されている素晴らしい映画を5本紹介します。
4本はキャリアの浅いA級スターが出演し、5本目はアカデミー賞にノミネートされたスポーツドキュメンタリーです。
他のストリーミングサービスで視聴出来る場合もおすすめなので視聴してみて下さい。
ラブ・ダイアリーズ|Definitely, Maybe
ロマンチック・コメディの多くは、同じようなシナリオのアウトラインをたどっています。
ボーイ・ミーツ・ガール、問題発生、解決、二人はいつまでも幸せに暮らす。
この作品では、3つのロマンスを描くことで、その型に新鮮なひねりを加えています。
離婚することになったウィル・ヘイズ(ライアン・レイノルズ)は、幼い娘マヤに母親との出会いを聞かれ、彼はフラッシュバックを通して、大学時代の恋人 エミリー(エリザベス・バンクス)、ジャーナリストのサマー(レイチェル・ワイズ)、長年の友人エイプリル(アイラ・フィッシャー)との3つの重要な関係を明かします。
そのうちの1人がマヤの母親で、物語が終わるころウィルは自分の将来について悟るのです。
ショート・ターム|Short Term 12
デスティン・ダニエル・クレットンが脚本と監督を手がけたこの小さなドラマは、カメラの前に才能が溢れています。
ブリー・ラーソンは、情緒不安定で危険な青少年のための施設の20代の監督、グレース役で映画デビューを果たしました。
彼女はこの仕事への情熱を、優しくて理解あるボーイフレンドのメイソン(ジョン・ギャラガーJr)と分かち合っています。
その仕事は難しく、厳しく、消耗します。
グレースは18歳のマーカス(レイキス・スタンフィールド)をはじめ、多くの問題を抱えた子供たちを監督しています。
グレースはまた、新しい入居者のジェイデン(ケイトリン・デヴァー)とも絆を深め、ジェイデンのひどい生い立ちは彼女自身と重なります。
ハーフネルソン|Half Nelson
ショート・ターム12と同様、「ハーフネルソン」も権力者とティーンエイジャーの友情を描いています。
この場合、問題児は教師のダン・ダン(ライアン・ゴズリング)であり、生徒のドレイ(シャリーカ・エップス)は心の支えであります。
ダンはブルックリンの学校で、魅力的で破天荒なスタイルで歴史を教えているが、薬物常習者でもあります。
コカインを常用しているところをドレイに見つかり、ふたりは思いがけない絆で結ばれ始めます。
ドレイの兄はドラッグの売買で刑務所に入っているのです。
ダンは、自分の内なる悪魔と闘い続けながらも、彼女のために指導者として、また保護者として行動しようとします。
ゴズリングの完璧な演技により、26歳の若さで初のオスカー候補となりました。
小悪魔はなぜモテる?!|Easy A
オリーヴ(エマ・ストーン)は、ゴシップの多い高校に通う良い子です。
ルールを守る一方で、オリーヴは、おしゃべりなクラスメート(アマンダ・バインズ)の耳元で、小さな白い嘘をつくという大失態を犯してしまいます。
こうして学校中が、オリーブは「マジック・マイク」顔負けの騒がしい週末を過ごしたと思うようになります。
オリーブの両親を演じたスタンリー・トゥッチやパトリシア・クラークソンなど、ほとんどの人が知っているであろう素晴らしいアンサンブル・キャストのおかげで、「イージーA」は勝者となりました。
リサ・クドローはオリーブの教師の一人で、マルコム・マクダウェルは校長として登場します。
チャーミングで親しみやすく、とても再見しやすい「イージーA」は、エマ・ストーンが大スターであることを証明した最初の作品のひとつです。
マーダーボール|Murderball
他のスポーツ映画と同様、「マーダーボール」は興奮と感動を与えてくれます。
このドキュメンタリーは、下半身不随のアスリートで構成されるアメリカ合衆国の四輪ラグビーチームの記録です。
彼らは専用の車椅子を使い、フルコンタクトで、手加減なしの、非常に競争力のあるラグビーをプレーします。
主なストーリーは、2004年パラリンピックに向けたアメリカチームとカナダチームのライバル関係です。
選手たちの体は壊れていても、精神はタフで、プレーは残酷、さまざまな登場人物が、その誠実さと決意で魅了します。
マーダーボールは、現代最高のドキュメンタリーのひとつであり、アカデミー賞にノミネートされるのも当然でしょう。
もし見逃したなら、今がそのチャンスです。