マイクロソフトは、Azureクレジットを含む無料のリソースを提供する自己サービスプラットフォームである、Startup Founders Hubを拡張したインキュベータープログラム「Pegasus Program」を開始しました。
Pegasusでは、Azure、GitHub、LinkedInのクレジットを最大35万ドル提供するほか、アドバイザーや最高のMicrosoftテクノロジーを利用することができます。
また、スタートアップ企業には、専任のクラウドソリューションアーキテクト、バーティカルリード、サクセスマネージャーがつき、技術的な成功をサポートするとともに、案件の創出と開発に最適なリソースを確保します。
Pegasusは、マイクロソフトのFounders Hubですでに活動しており、Microsoft Cloud上で構築された顧客向け製品を持つスタートアップ企業が対象です。
Pegasusに参加できるスタートアップの数に制限はありませんが、「証明された」マーケットへのアプローチが、コア要件であると強調しています。
業種はヘルスケア、AI、小売、サイバーセキュリティなどの業界のスタートアップには特別な配慮がなされる予定です。
Pegasusは本来、Azureの技術で構築されたスタートアップに有利ですが、このプログラムは企業を特定のクラウドに固定するものではありません。
スタートアップは、顧客のニーズを満たす限り、Google CloudやAmazon Web Servicesなど、複数のクラウドを利用することができます。