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Sell in Mayは本当か?調べてみた

「Sell in May and go away(5月に売ったら去れ)」は株式市場でよく知られた格言で、5月から11月までの期間はリターンが低くなる傾向があるため、投資家は5月に保有株を売却し、11月まで再投資を待つべきであることを示唆した格言です。

ただし、ほとんどの格言と同様、これが真実であるとは限りません。

2000年から 2021年の間の5月を調べると、ダウ・ジョーンズ、S&P500、ナスダックいずれも、上昇した年もあれば下落した年もあり、一貫した傾向はありませんでした。

さらに年間を通しても、5月から11月までの期間に株式市場でプラスのリターンが得られた年もあれば、年間の他の時期のリターンが低かった年もあります。

したがって、「Sell in May」は一部の投資家にとって有用な経験則かもしれませんが、万能の戦略ではありません。

過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではなく、さまざまな要因が株式市場のパフォーマンスに影響を与える可能性があることに注意することが重要です。

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