Twitterの共同創業者であるジャック・ドーシーは、テスラのCEOであるイーロン・マスクの指導の下でTwitterが苦戦していることを素直に認めつつ、取締役会が買収を強要したことを非難し、公開企業としての選択肢がなかったと述べました。
彼は、Twitterが「公開企業としては生き残れなかった」という意見も示し、当時の市場状況と会社の状態が結託して、投資家やPEファンドが買収を狙うような操作に遭う運命にあったと述べました。
また、Twitterを買収するためにイーロンが「唯一の解決策」というツイートをしたことについても、具体的にはTwitterを非公開化することを指していたと説明しました。
また、ドーシーは、Twitterをイーロンに売却したことで「売り渡した」と非難されたことにも反論し、公開企業は市場の状況に応じて売却される可能性があることを指摘しました。
ドーシーは、BlueskyユーザーのJason Goldmanからの「イーロンが "best possible stewed [sic]" (stewardのタイプミス)を証明したと思うか」という質問に、次のように答えているます。
いいえ。タイミングが悪かったと気づいた後、彼が正しく行動したとも思っていません。
また、取締役会が売却を強要すべきだったとも思いません。すべては失敗に終わった。しかし、それは起こったことであり、今私たちにできることは、二度とこのようなことが起こらないように何かを作り上げることです。だから私は、Jayとチーム、そしてnostrの開発者たちが存在し、それを構築していることをうれしく思っています。
Twitterの共同創設者ジャック・ドーシー氏はイーロン・マスク氏への批判を続けています。
これはライバルサービスになるSNSアプリ「Bluesky」や「Nostr」を運営することからポジショントークでもあります。
参考:https://techcrunch.com/2023/04/29/jack-dorsey-thinks-elon-musk-isnt-doing-right-by-twitter/