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アルファベット株クラウドのパフォーマンス低迷を受けて下落

マイクロソフトの見事なクラウド業績に比べ、Googleの親会社であるアルファベットは、クラウド収益の圧倒的な業績不振で株価が下落しました。

売上高は前年比11%増となったものの、アナリストの予想を下回り、アルファベットの株価は8%下落。

同社が二桁成長を達成したのは昨年の今頃以来である。

グーグル・クラウド 予想を下回る

クラウド・サービス売上は84億3,000万ドルに達すると予想されていましたが、目標には2,000万ドル届きませんでした。

アルファベットのクラウド部門には多額の投資が行われているにもかかわらず、アマゾンやマイクロソフトといった競合他社のクラウド機能と比較すると、消費者はアルファベットを少し出遅れた企業と見ています。

ピチャイ最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。

「検索、YouTube、クラウド、ピクセル・デバイスなど、AIを活用したイノベーションにより、今四半期の業績と製品の勢いに満足している。私たちは、AIをより多くの人の役に立つものにすることに引き続き注力しています。」

グーグル・クラウドは2億2600万ドルの営業利益を計上し、2022年の4億4000万ドルの営業損失から前年比で大幅な伸びを示しました。

「検索とYouTubeの有意義な成長とクラウドの勢いに牽引され、売上高は前年同期比11%増の770億ドルとなりました。私たちは、持続可能な財務的価値を提供するために、賢明な資本配分に引き続き注力していきます」と社長兼最高投資責任者(CIO)のルース・ポラットは語っています。

ここ数年、過去の前年比成長率に比べて成長が減速していたアルファベットは、2023年1月に人員削減を発表し、その結果、9月30日に終了した9ヵ月間に従業員の退職金および関連費用は21億ドルを計上したと発表しました。

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