ボリンジャーバンドの見方と使い方

投資

ボリンジャーバンドの見方と使い方

ボリンジャーバンドとは

テクニカル指標の1つで「標準偏差」を用いて計算さています。

7本のラインで構成されており中心のミドルラインが移動平均線になります。

中心にあるラインから上に離れるに従いプラス1、2、3δ、下への離れはマイナス1、2、3δとなり、まとめてδラインと呼ぶこともあります。

統計上のδの内側に現在地がある場合、

  • 現在値は+-1δ内に63.8%
  • 現在値は+-2δ内に95.5%
  • 現在値は+-3δ内に97.7%

の確率で存在します。

例えばローソク足がプラス2δを上に突き抜けたらいずれ+-2δ内に吸収される可能性が他ないので売りのサインと考えます。

ボリンジャーバンドは、ミドルラインが上向きなら「上昇トレンド」下向きなら「下降トレンド」というのが基本的な見方です。

買いサインが出ているときにミドルラインが上向きであればその後上昇する可能性が高いと考える事が出来ます。

逆に買いサインが出ている時にミドルラインが下向きであれば「騙し」になる可能性が高くなります。

基本的にはミドルラインの方向に合わせてエントリーすると順張りする事が出来リスクを考える事が出来ます。

ボリンジャーバンドは視覚的にわかりやすく、ミドルラインで相場の方向がわかりデルタラインの開きからトレンドの強弱が判断できるのでわかりやすいです。(支持線や抵抗線としても機能する)

ボリンジャーバンドで負ける人はデルタラインに固執する傾向があります。

トレンドの強弱をや方向性を見ないでトレードをする事が負ける原因です。トレンドを見ないで2、3δでローソク足がブレイクしたタイミングで入るとそれが騙しの可能性があります。

また+-1δを軽視するのも良くなく、抵抗線や支持線としてちゃんと機能しています。

初心者のボリンジャーバンドの見方

ボリンジャーバンドとローソク足の関連性を見る事が重要です。

デルタラインとミドルラインに対してローソク足がどのように反応しているかを見ていきましょう。

ミドルラインの傾きが急な時にローソク足とデルタラインがどう反応するか、ミドルラインの動きが緩やかな時はどう反応しているかなどを確認していきましょう。

最初は期間を長くとって見た方が理解できます。

長期のローソク足ほどデルタラインちょうどで反発したり騙しが少ないのでセオリー通りに動いています。

理解できたら期間を短くしていきそれぞれの時間足での特徴を把握しましょう。

順張りと逆張り

長期トレンドの逆張りが一番良くありません。リターンとリスクのバランスを見た時に、リスクが高すぎるからです。

超短期出ない限り長期トレンドの順張りは利益を出しやすい傾向があります。

長期トレンドの参考期間として200の移動平均線の向きを見ましょう。向きがそのままトレンドなので、それに合わせて入れば順張りです。

順張りできそうな株を見つけてそれから試してみるといいでしょう。

またオシレーター系指標と組み合わせがよく、ボリンジャーバンドでトレンドを見て、オシレーター系のテクニカル指標で売買タイミングを測る使い方ができます。

-投資