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ビオスリーとエビオス錠の併用は最強の合理的「腸活」コンビ|飲み合わせと相乗効果を解説

2025年7月30日

腸活に取り組む中で、「ビオスリーHi錠」と「エビオス錠」が気になっているけれど、「この2つ、一緒に飲んでも大丈夫?」と不安に思っていませんか?

結論から言うと、この2つの併用は合理的です。

なぜなら、ビオスリーHiが「菌そのもの(酪酸菌など)」を腸に届ける役割なのに対し、エビオス錠は「菌のエサ(ビール酵母)」となり、腸内の善玉菌を育てる役割を担っているからです。

この記事では、多くの整腸剤を試してきた私が「ビオスリーHi+エビオス錠」の組み合わせを選ぶ理由を、以下の3点から徹底解説します。

  • なぜこの組み合わせが「合理的」なのか(相乗効果のロジック)
  • 併用時の安全な飲み方と注意点
  • 他の整腸剤(新ビオフェルミンSなど)との違い

※本記事は個人の体験に基づく見解を含みますが、安全性に関する情報は各製薬会社の公式情報に基づき記載しています。

【結論】ビオスリーとエビオス錠の併用は「合理的」な組み合わせ

私が「最強」ではなく「合理的」と表現するには、明確な理由があります。

それは、この2つが腸活における異なる重要な役割を、見事に補完し合っているからです。

理由|「菌を届ける」と「菌のエサになる」役割の違い

腸内環境を整えるアプローチには、大きく分けて2つの方法があります。

  • ビオスリーHi(プロバイオティクス)
    生きた善玉菌(酪酸菌など)そのものを直接腸に届ける。
  • エビオス錠(プレバイオティクス)
    腸内にもともといる善玉菌のエサ(ビール酵母)となり、菌を育てる・増やす。

つまり、ビオスリーHiで「新しい菌部隊」を送り込み、同時にエビオス錠で「既存の菌部隊と新しい部隊」の両方に「エサ(栄養)」を補給する。

この「菌そのもの」と「菌のエサ」を同時に摂取するアプローチは「シンバイオティクス」と呼ばれ、腸活において非常に効率的かつ合理的な方法なのです。

筆者がこの組み合わせを愛用する理由(体験談)

私自身、長年腸活を試行錯誤する中で、新ビオフェルミンSや他の乳酸菌サプリなども試してきました。

もちろん、それらが悪いわけではありません。

しかし、多くの専門家が「酪酸菌」の重要性や「ビール酵母」の栄養価について言及しているのを知り、「菌」と「エサ」の両方を最高レベルで補えるのはこの組み合わせではないか、と考えました。

効果の感じ方には個人差がありますが、私にとっては「腸内環境の土台をしっかり支えてくれている」という納得感があり、この合理的な組み合わせを愛用しています。

併用前に確認!ビオスリーHi錠とエビオス錠の基本スペック

なぜこの2つが合理的なのか、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

1. ビオスリーHi錠(東亜薬品工業)の特徴

ビオスリーHi錠は、異なる役割を持つ「3種類の活性菌」が配合されている点が最大の特徴です。

3種の活性菌(酪酸菌・乳酸菌・糖化菌)の働き

  • ✅ 酪酸菌(らくさんきん)
    近年の研究で非常に注目されている菌。大腸で「酪酸」を作り出します。酪酸は、腸のバリア機能をサポートしたり、腸内を弱酸性に保ったりする重要な役割を果たします。
  • ✅ 乳酸菌(にゅうさんきん)
    主に小腸で働き、悪玉菌の増殖を抑えます。
  • ✅ 糖化菌(とうかきん)
    胃酸に強く、腸に到達すると乳酸菌やビフィズス菌の増殖を強力にサポートします。

ビオスリーHiは、糖化菌が乳酸菌を助け、その乳酸菌が酪酸菌をサポートするという、菌同士の「共生」によって効果を発揮するよう設計されています。

2. エビオス錠(アサヒグループ食品)の特徴

エビオス錠は、指定医薬部外品ですが、その中身は「ビール酵母」です。

ビール酵母が「菌のエサ」と「栄養補給」になる

エビオス錠のメリットは大きく2つあります。

  • メリット1:善玉菌のエサになる(プレバイオティクス)
    ビール酵母に含まれる食物繊維や栄養素が、ビオスリーHiで摂取した菌や、もともと自分の腸にいる善玉菌の優れた「エサ」となります。
  • メリット2:豊富な栄養補給
    ビール酵母は、ビタミンB群、必須アミノ酸、ミネラル、食物繊維を非常に豊富に含んでいます。これらは胃腸の働きが弱っている時の栄養補給や、日々の健康維持に役立ちます。

つまり、エビオス錠は「整腸」と「栄養補給」の2つの側面から腸活をサポートしてくれるのです。

ビオスリーとエビオス錠の「飲み合わせ」安全性と注意点

併用が合理的であることは分かりましたが、読者の皆さんが最も気になるのは「安全性」でしょう。

Q&A形式で解説します。

Q1. 一緒に飲んでも本当に大丈夫?

基本的には、ビオスリーHi錠もエビオス錠も、正しく用法・用量を守れば安全性が高い「指定医薬部外品」です。

メーカー(公式)の見解は?

両製品の添付文書(説明書)には、「他の整腸剤と併用してはいけない」という記載は(2025年現在)ありません。

ただし、どちらも「医師の治療を受けている人」は、服用前に医師または薬剤師に相談するよう記載されています。

【重要】 薬を服用中の方や、持病がある方、アレルギー体質の方、妊娠中・授乳中の方は、自己判断せず、必ずかかりつけの医者か薬剤師に相談してください。

飲み過ぎ(過剰摂取)のリスクと副作用

どちらも「薬」である以上、決められた量以上を飲めば副作用のリスクはあります。

特にエビオス錠はビール酵母(食物繊維)を多く含むため、体質や摂取量によっては「お腹が張る(腹部膨満感)」「ガス(おなら)が出やすくなる」といった症状が出ることがあります。

併用によってお腹の調子に異変を感じた場合は、どちらか一方を止めるか、量を減らして様子を見てください。

Q2. 効果的な飲み方は?(飲むタイミング・量)

併用する場合も、それぞれの製品の「用法・用量」を厳守することが大前提です。

食後に飲むのが基本

ビオスリーHi錠もエビオス錠も、「食後」の服用が推奨されています。

胃酸の影響を受けにくいタイミングで菌や酵母を腸に届けるためです。

1日3回、用法・用量を守ることが最重要

どちらも「1日3回」の服用が基本です。(※年齢によって1回の錠数が異なります)

例:成人(15歳以上)の場合

  • ビオスリーHi錠:1回2錠
  • エビオス錠:1回10錠

エビオス錠は1回10錠と多いですが、これが基準量です。「飲み過ぎ」も「少なすぎ」もせず、決められた量を守りましょう。

Q3. どのくらい続ければいい?(目安期間)

整腸剤は、飲んですぐに劇的な変化が現れるものではありません。

まずは1〜2ヶ月、自分の腸との相性を見る

腸内環境(腸内フローラ)は人それぞれ全く異なります。Aさんに効いた菌が、Bさんに効くとは限りません。

まずは1ヶ月から2ヶ月を目安に続けてみて、「なんとなく調子が良いかも」「お通じのリズムが整ってきたかも」といった、ご自身の腸との相性を見極めることが大切です。

他の整腸剤との比較|なぜこの組み合わせなのか?

「他の整腸剤ではダメなの?」という疑問にもお答えします。

比較1|新ビオフェルミンSとの違い

「新ビオフェルミンS」は日本で最も有名な整腸剤の一つです。

主な成分は「ビフィズス菌」と2種類の「乳酸菌」です。

「酪酸菌」の有無が大きな違い

新ビオフェルミンSは素晴らしい薬ですが、「酪酸菌」を含んでいません。

近年、「酪酸」が腸内環境において非常に重要な役割を果たすことがわかってきています。

ビオスリーHiは、この「酪酸菌」を主役の一つに据えている点で、大きな違いがあります。

比較2|エビオス整腸薬との違い

「エビオス錠」と名前が似ている「エビオス整腸薬」という製品もあります。

これは「ビール酵母」に「ビフィズス菌・乳酸菌」を加えたものです。

「エビオス錠+ビオスリー」の方が合理的?

エビオス整腸薬は1つで「菌+エサ」を摂取できる良い製品です。

しかし、私個人の見解としては、「ビオスリーHi(酪酸菌入り)」と「エビオス錠(ビール酵母たっぷり)」を別々に摂取する方が、

  • 「酪酸菌」をしっかり摂取できる
  • 「ビール酵母」による栄養補給のメリットを最大限に享受できる

という点で、より合理的だと考えています。

併用だけでは不十分!腸活の土台となる生活習慣

ここまで整腸剤の組み合わせについて解説してきましたが、大前提として、薬やサプリメントだけで腸内環境が完璧になることはありません。

元原稿にもあった通り、以下の基本的な生活習慣が土台となります。

適度な運動

ウォーキングやストレッチなど、適度な運動は腸の「ぜん動運動」を活発にします。

水分補給

便の硬さを調整し、スムーズな排出を促すために、こまめな水分補給は不可欠です。

食事(食物繊維・オリゴ糖)

エビオス錠(ビール酵母)だけでなく、日常の食事からも「菌のエサ」を摂ることが重要です。

  • 食物繊維:野菜、きのこ類、海藻類
  • オリゴ糖:玉ねぎ、ごぼう、バナナ、はちみつ
  • 発酵食品:納豆、味噌、ヨーグルト、キムチ

こうした食事を意識した上で、整腸剤を「補助」として使うのが最も賢い腸活です。

まとめ|ビオスリー+エビオス錠は「守り」と「育て」の腸活コンビ

最後に、ビオスリーHi錠とエビオス錠の併用についてまとめます。

  • 併用は合理的:役割(菌とエサ)が明確に違うため、相乗効果が期待できる。
  • 役割(ビオスリーHi):酪酸菌・乳酸菌・糖化菌を腸に届ける「プロバイオティクス(守り)」。
  • 役割(エビオス錠):ビール酵母が菌のエサとなり、菌を育てる「プレバイオティクス(育て)」。さらに「栄養補給」の役割も担う。
  • 安全性:用法・用量を守れば基本OK。ただし、持病がある方や服薬中の方は必ず医師・薬剤師に相談を。
  • 注意点:体質によりお腹が張ることも。まずは1〜2ヶ月試して相性を見ること。
  • 土台が重要:整腸剤だけに頼らず、「運動・水分・食事」の基本も忘れずに。

腸活は、自分に合った方法を長く続けることが何よりも大切です。

もし整腸剤の組み合わせに悩んでいるなら、「菌を届ける」ビオスリーHiと、「菌を育て、栄養も補う」エビオス錠という、この合理的なコンビを試してみてはいかがでしょうか。

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個人の体験ですが、参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

  • この記事を書いた人

光煕

パフォーマンスを発揮できるように運動、トレーニング、美容の経験を記録しています。食/酒/メンタルヘルスの問題に対処する方法にも焦点を当てています

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