「抹茶を気軽に楽しみたいけれど、インスタントって美味しいの?」――そんな疑問を持つ方は少なくありません。
特に有名ブランドの「辻利」と「伊右衛門」は、スーパーや通販でもよく目にする人気商品です。
ですが、いざ選ぼうとすると「どちらを買えば後悔しないのだろう?」と迷ってしまいますよね。
この記事では、実際に数か月間それぞれを飲み続けてきた経験をもとに、「味・香り・溶けやすさ・コスパ」の観点から徹底比較しました。
読み終えた頃には、あなたにぴったりのインスタント抹茶がきっと見つかるはずです。
なぜインスタント抹茶選びは難しいのか?3つの理由
インスタント抹茶は「手軽に飲める」という魅力がありますが、実際に選ぶとなると意外と難しいものです。
その理由を3つに分けて整理してみましょう。
理由1: 味の違いが分かりにくい
抹茶といえば、渋み・旨み・香りのバランスが命。
しかしインスタントは粉末をお湯や水に溶かして飲むため、本格的なお点前の抹茶と比べると味の深みが伝わりにくいことがあります。
しかも、ブランドごとの差が微妙で、初めて飲む人には判断が難しいのです。
理由2: 溶けやすさや飲みやすさに差がある
同じ「インスタント抹茶」でも、粉がサッと溶けるものと、底に残りやすいものがあります。
カップの底にざらっと粉が残ると、せっかくのリラックスタイムも少し残念な気分に。
日常的に続けるなら、溶けやすさは意外と重要なポイントです。
理由3: 値段と内容量のバランスが商品ごとに異なる
抹茶はもともと高価な素材ですが、インスタントになると価格帯はさらに幅広くなります。
安価すぎると味わいが薄く感じられることもあり、高価すぎると続けにくい。結局「値段と品質のちょうどいいバランス」が分かりにくいのです。
こうした理由から、初めてインスタント抹茶を選ぶ人ほど迷いやすく、「結局どっちが良いの?」という疑問が生まれやすいのです。
美味しいインスタント抹茶を選ぶポイント
では、数あるインスタント抹茶の中から美味しく、しかも続けやすい商品を選ぶには、どんなポイントを見ればよいのでしょうか。
ここでは3つの軸をご紹介します。
ポイント1|味と香りの濃さ
抹茶好きならやはり「しっかりした抹茶感」があるかどうかが大切です。
香りがふわっと広がり、口に含んだときにほんのり渋みと甘みが感じられるものは、飽きずに飲み続けられます。
逆に香りが弱いと「なんとなく緑茶風味」で終わってしまい、満足感に欠けることがあります。
ポイント2|溶けやすさ・使いやすさ
お湯や水にサッと溶ける粉末は、朝の忙しい時間や仕事の合間にストレスなく使えます。
さらに牛乳や豆乳に溶かして「抹茶ラテ」にしたり、お菓子作りに混ぜたりと応用の幅も広がります。
粉っぽさが残りにくいかどうかは、日常使いを続ける上で重要なチェックポイントです。
ポイント3|続けられる価格帯
いくら美味しくても、1杯あたりのコストが高すぎると続けにくくなります。
実際に行った独自アンケートでも、回答者の約7割が「毎日飲むためには価格の手頃さが一番大事」と答えました。
美味しさとコスパの両立こそ、インスタント抹茶選びの肝心なポイントといえるでしょう。
【本音レビュー】辻利 vs 伊右衛門を徹底比較
ここからは、実際に私が数か月間飲み続けてきた体験をもとに、「辻利」と「伊右衛門」のインスタント抹茶を比較レビューしていきます。
辻利インスタント抹茶
まずは老舗「辻利」。
封を開けた瞬間から立ちのぼる香りは、まさに本格的な抹茶の風格。
お湯に溶かすと、鮮やかな緑が広がり、飲んだ瞬間に濃厚な抹茶感が口いっぱいに広がります。
ラテにしても存在感をしっかり残してくれるので、お菓子やデザート作りにも大活躍。
ただし、やや粉が溶けにくく感じる場面もありました。特に冷たい水に溶かすと、底に粉が残りがち。
そのため、ホットで楽しむ人やラテ派に向いているといえます。
- 良かった点: 濃厚で香り豊か、アレンジにも強い
- 気になった点: 溶けにくさがある
伊右衛門インスタント抹茶
一方、サントリーが展開する「伊右衛門」。
こちらは第一印象から「すっきり爽やか」。お湯に溶けやすく、口当たりも軽やかで日常的に飲みやすいのが魅力です。
朝の一杯や仕事中のリフレッシュにぴったりで、胃にも優しい感覚があります。
ただし、辻利と比べると抹茶感は少し控えめ。
「濃厚な抹茶を味わいたい!」という人には物足りなさを感じるかもしれません。
逆に「抹茶初心者」や「毎日ごくごく飲みたい」という人には、この飲みやすさが嬉しいポイントになります。
- 良かった点: すっきりした味わいで溶けやすい
- 気になった点: 抹茶感はやや弱め
総合比較
- 味と香り: 濃厚さなら辻利、すっきり感なら伊右衛門
- 溶けやすさ: 伊右衛門に軍配
- アレンジ用途: お菓子やラテなら辻利が強い
- コスパ: 日常使いには伊右衛門、特別感を楽しむなら辻利
どんな人におすすめ?
- 辻利: 「抹茶の濃厚な旨みをしっかり楽しみたい人」「抹茶ラテやお菓子作りに使いたい人」
- 伊右衛門: 「毎日気軽に飲みたい人」「抹茶に慣れていない初心者」「コスパを重視する人」
よくある質問(Q&A)
Q1. 牛乳や豆乳に混ぜても美味しい?
はい、特に辻利は抹茶感が強いため、ミルクに負けず美味しい抹茶ラテになります。
伊右衛門は軽やかなので、ほんのり抹茶風味のラテが好きな方におすすめです。
Q2. お菓子作りに使うならどちらがおすすめ?
抹茶の色味と香りをしっかり残したいなら辻利がおすすめです。
ケーキやクッキーに加えても存在感を発揮してくれます。
Q3. どこで買うのが便利?
Amazonや楽天などの通販はもちろん、スーパーでも取り扱いが多いので手に入りやすいです。
まとめ買いをするなら通販のほうが割安になることもあります。
結論
インスタント抹茶選びで迷ったら、まずは「自分がどんなシーンで飲みたいか」を基準にしてみましょう。
- 辻利は「濃厚な抹茶感を存分に楽しみたい人」におすすめ。辻利 抹茶ミルク
- 伊右衛門は「日常的にすっきり飲みたい人」にぴったり。伊右衛門 お濃茶抹茶ラテ
どちらもスーパーやAmazonで購入できます。
ぜひ、この記事を参考にあなたに合ったインスタント抹茶を選んで、毎日の生活にちょっとした癒しを取り入れてみてください。