投資

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長期投資に必要な複利効果を簡単に説明

複利は金融における強力な概念で、長期投資を考える上では認識しておく必要がある考えです。

複利とは元本金額と以前に得た利息の両方に対して得られる利息を指します。

つまり投資で得た利息を元本に加算し、次の利息は新しく増えた元本をもとに投資した金額から得られる金額になります。

実例

日本円を例に複利効果を説明すると、年利5%の普通預金口座に10万円を投資したとします。

1年後に5,000円の利息がつき、残高は105,000円になります。

このままもう1年預け、金利も5%のままだとします。この場合、新たに増えた元金105,000円をもとに計算すると、5,250円の利息がつくことになります。

このまま10年間、毎年利息をつけていくと、最初に投資した10万円は複利効果で162,889円に増えていることになります。

このように、複利は時間の経過とともに投資収益に大きな影響を与えることができます。

注意点

複利は利息を得るか支払うかによって、有利にも不利にも働くという点に注意が必要です。

例えば、高金利のローンを組んでいる場合、複利の効果により長期的に大きな負債が積み重なる可能性があります。

したがって、複利の仕組みを理解しあらゆる金融商品や投資に関する金利や手数料を慎重に検討することが重要です。

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