Dr.ストレッチ 店内

健康 運動

Dr.ストレッチ1年体験レビュー|辞めた理由と効果がなくなった「担当ガチャ」の罠(25〜44回目)

2022年1月24日

Dr.ストレッチに通い始めたけれど、「最近、効果が感じられない」「担当者が変わってから微妙かも…」と悩んでいませんか?

かつて私も、体の変化を実感し、熱心に通っていた一人です。

結果的に1年間(44回)通った末に、更新するのを辞めました。

「効果がなかった」と一言で切り捨てるつもりはありません。事実、最初の数ヶ月は驚くほど体に変化がありました。

では、なぜ辞めたのか?

結論から言えば、エースだった担当者の退職をきっかけに、Dr.ストレッチが抱える「担当者の実力差と指名システムの構造的な問題」に直面し、コストに見合う価値を感じられなくなったからです。

この記事では、私が1年間で体験したリアルな効果の推移と、「効果が停滞する最大の理由」について、実体験ベースで徹底的に解説します。

Dr.ストレッチを1年(44回)で辞めた理由【結論:担当ガチャ問題】

私がDr.ストレッチに通うのをパタリと辞めた理由。

それは、「この人にやってもらいたい」と思える担当者に巡り会えなくなったからです。

私はこれを「担当ガチャ問題」と呼んでいます。

Dr.ストレッチは、トレーナーがマンツーマンで利用者の体を深く伸ばす(コアバランスストレッチ)サービスです。

当然ながら、施術するトレーナーの技術、知識、そして「自分の体のクセをどれだけ理解してくれているか」によって、効果は天と地ほど変わります。

最初は素晴らしい担当者に恵まれましたが、その方が退職してからが問題でした。

指名をしないで通い続けた結果、技術や相性にバラツキがある様々なトレーナーをタライ回しにされ、明確に効果が停滞していきました。

【時系列レビュー】1年間の効果の推移と体感の変化

私がどのように感じ、なぜ辞めるに至ったのか。1年間のリアルな変化を時系列でご紹介します。

最初は効果を実感(1〜24回目)

通い始めた当初は、明確な効果を実感していました。

私はデスクワークによる慢性的な肩こりと腰痛、そして体の硬さに悩んでいましたが、最初の担当者は私の体のウィークポイントを的確に見抜き、施術してくれました。

施術は正直「痛い」と感じることもありましたが、終わった後の開放感は格別でした。

  • 通うたびに可動域が広がる実感があった
  • 慢性的な腰痛が明らかに軽くなった
  • 具体的な数値(例:前屈)でも成果が出ていた(※元原稿の-3cmなど、具体的な成果があればここに挿入)

この時期は「これは本物だ」と感じ、隔週で90分コースを継続していました。まさに二人三脚で体質改善に取り組んでいる感覚です。

停滞期:担当者の退職と施術時間の変更(25回〜44回目)

しかし、24回目を過ぎた頃、私を支えてくれたエース担当者が退職してしまいました。

ここから、私のDr.ストレッチ生活は暗転します。

「これだ!」という次期エースに出会えないまま、指名をせずに通い続けました。

すると、どうでしょう。施術後の「スッキリ感」が明らかに減り、体の変化も完全に停滞してしまったのです。

正直に言えば、「ハズレ」と感じるトレーナーに当たることも増えました。

そこで私は、施術時間を90分から60分に減らすことにしました。

これは「下手な人に90分も体を預けるリスク」を回避するための、苦肉の策でした。

Dr.ストレッチの効果が停滞した2つの根本原因

なぜ、あれほど効果を感じていたのに、パタリと停滞してしまったのか。

1年間通い詰めたからこそ見えた、構造的な原因を2つ解説します。

原因1:エース担当者の不在と「担当ガチャ」の発生

最大の原因は、これに尽きます。

Dr.ストレッチにはトレーナーの指名制度があります(別途550円〜 ※ランクによる)。

考えてみれば当然ですが、上手いトレーナー、人気のトレーナーほど、既存顧客の「指名」で予約が埋まっていきます。

では、「指名なし」で予約を入れた客は誰が担当するのか?

もちろん、たまたま空いているエース級が担当することもあるかもしれませんが、多くの場合、まだ指名が少ないトレーナー(新人、または技術が標準レベル)が割り当てられやすくなります。

これはまるで「売れ残りの不動産物件を営業されている」ような感覚でした。

隔週で通っても、担当者が毎回変われば体の状態はリセットされます。

前回からの変化も、体の細かいクセも把握されていないまま、マニュアル通りの施術が60分行われるだけ。

これでは効果が出るはずがありません。

原因2:成果(体感)と金額のミスマッチ

Dr.ストレッチの料金は、決して安くありません。

60分コースでも1回あたり数千円、回数券を利用してもそれなりの金額です。

最初の頃は、その金額を払う価値(体の改善)を確かに感じていました。

しかし、担当ガチャ状態に陥り、成果がゼロどころか「今日は無駄だったな」と感じる日が増えてくると、「成果(体感)と金額」のバランスが完全に崩壊しました。

「この内容でこの金額を払い続けるのは無駄だ」

そう判断したタイミングで、ちょうど別の予定が入ったこともあり、私はそのまま通うのを辞めました。

Dr.ストレッチを最大限に活用するために知るべきこと

私の1年間の失敗(あえて失敗と言います)から学んだ、Dr.ストレッチで効果を出すために絶対に知っておくべき「鉄則」を共有します。

「担当者=指名ありき」で考える

もし、あなたがDr.ストレッチに通っていて、「最近効果がないな」と感じているなら、それは「指名をしていないから」かもしれません。

毎回550円以上の指名料は痛い出費に感じるでしょう。

しかし、指名なしで通い続け、効果のないトレーナーに当たる「悪循環」に陥るより、指名料は「効果を担保するための保険料」と割り切るべきです。

これから通う人、特に初回体験に行く人は、施術そのものよりも「この人に体を任せられるか?」というトレーナーとの相性を最重要視してください。

「この人だ!」と思えるトレーナーに出会えたら、迷わず指名し、その人と一緒に体質改善のプランを立てる。これがDr.ストレッチで成功する唯一の道です。

【要注意】回数券の有効期限は必ず確認を

もう一つ、これは盲点でした。

私が通っていた当時、回数券の有効期限について明確な説明がなく、サイトにも目立つ記載がありませんでした。(※現在は改善され、料金ページ下部などに記載があるようです)

結果、私は辞めたあとに数回分の回数券を無駄にしてしまいました。

回数券は1回あたりの単価が安くなるため魅力的ですが、

  • 有効期限はいつまでか?(例:40回券で10ヶ月など)
  • 担当者の退職や異動のリスクはないか?

これらを契約前に必ず確認してください。

もし担当者が辞めてしまった場合、残りの回数券が無駄になる(通うモチベーションがなくなる)リスクも考慮すべきです。

まとめ|Dr.ストレッチは「誰にやってもらうか」が全て

1年間通った結論として、Dr.ストレッチは「サービスが悪い」のではなく、「誰にやってもらうか」で効果が100にも0にもなるサービスだということです。

もしあなたがエース級のトレーナーに出会い、その人を指名し続けることができるなら、Dr.ストレッチはあなたの体を劇的に変えるパートナーになるでしょう。

しかし、私のように担当不遇に陥り、「指名なし」で通い続けてしまうと、時間とお金を浪費するだけの結果になりかねません。

今、効果の停滞を感じている方は、一度「担当者の指名」を検討してみてください。

これから体験に行く方は、ぜひ「トレーナーの質」を見極めることに全力を注いでください。

あなたの体が本当に変わるかどうかは、そこにかかっています。

  • この記事を書いた人

光煕

パフォーマンスを発揮できるように運動、トレーニング、美容の経験を記録しています。食/酒/メンタルヘルスの問題に対処する方法にも焦点を当てています

-健康, 運動