eMAXISSlim米国株式S&P500は言わずもがな買い

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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は言わずもがな買い!

S&P500というのはアメリカの代表的な株価指数の一つです。

日経平均と比較した図は笑うしかなく、日経平均は全く成長してないのに対し、

S&P500は大きな上下はあるものの、その後大きく成長し30年間で資産は7倍を超えています。良くも悪くも米国市場の破壊力が段違いなのが一眼でわかります。

長期で見た時、S&P500は中央線を下回ることが少なく、中央線をタッチすると大体上昇に転じます。市場全体が暴落するなんらかのクラッシュの場合は容赦無く下落しますが、それでも右肩上がりに上昇します。

下げた時に購入するのは怖いですが、アメリカ株の指数は購入して気絶していれば自然に上がるので、下げたタイミングでだけ購入して内訳は見ないという方法が一番賢いと思います。

アメリカ株に投資している人の多くは、投資資産の大部分で指数を購入しており、それ以外の余剰投資資産で個別銘柄を購入しています

2018年7月3日からeMAXIS Slimシリーズから「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が登場しました。

eMAXIS Slimシリーズはネットのみ販売のため、S&P500(配当込み)信託報酬0.160%と低コストで設定されています。

SBI証券では100円から自動積立投資ができるので、20,30年と超長期で見れば信託報酬の差以上にリターンが大きくなる可能性は高く見込まれ、積立NISAでも上位に選ばれている商品です。

過去のS&P500の銘柄

S&P500はアメリカ市場に上場している銘柄の中から、最大かつ最強の企業の500銘柄を採用した指数です。これは米国株式市場の価値の約4分の3を占めています。

その時代で成長する銘柄を構成比率として大きく取っており、過去20年で構成銘柄はガラリと変わっています。

20年前の比率の高い上位10銘柄を見ると、現在の世の中が想像できないのが分かります。

過去20年のS&P500

良く言われるのが、「S&P5 VS S&P495」で「上位5銘柄 対 その他495名柄」で比較すると上位5名柄だけでも結構良い利率が出ます。

しかし、セクターローテのようなことがあるため、広く網羅している指数は下落局面でも結構強く、月足のチャートで見れば全体としてそんなに下がっていないのがわかると思います。

国内での投資

東証で取引をするのであれば、ETF MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信、銘柄コード2558が手数料が一番安いほぼ同等商品です。連動対象 S&P500(円換算)

2020年1月9日に東証に上場しており、信託報酬が0.0858%とかなり安いです。

米国指数「S&P500」の円換算値との連動を目指すETFのため、前日のアメリカ市場で上昇したとしても、為替の影響で上下して始まることもあり、乖離率はおよそ2%ほどです。

チャートを見るとわかるのですが、金額の値幅が結構あるので、正直怖いです。

アメリカ市場での投資

いくつかのETFがありますが、連動するETFであればヴァンガードのVOOが一番手堅いです。アメリカ人初心者向けお勧めETF10選でも選ばれているくらいメジャーです。

VOOの費用はわずか0.03%で、さらに僅かばかりですが約2%前後の配当が出ます。SBIや楽天証券であればVOOは購入手数料は無料です。

私はVOOを300株ほど持っていますが、値段の上下は見ておらず、下がったらひたすら買いで気絶投資しています。

VOO vs SPY

Vanguard's S&P 500 ETF (VOO) と SPDR S&P 500 ETF Trust (SPY) の主な違いは、上場投資信託ETFを提供する会社とその費用率です。

  • VOOはVanguardが提供しており経費率は0.03%です。
  • SPYはState Street Global Advisors Trust Companyが提供し経費率は0.09%です。

両ETFは、S&P500指数のリターンに連動することを目的としています。

SPYとVOOは同じインデックスに連動するため、非常によく似た投資です。 しかし、VOOの方が0.03%という低い経費率を持っているため、優れています。

経費率や証券会社の手数料の差は、時間が経つにつれて積み上がり、結果的にポートフォリオの資金を減らしてしまうことになりかねません。

VOOとSPYの経費率の差は0.06%(0.09%-0.03%)です。

例として、SPYの代わりにVOOに年間1万ドルを30年間投資した場合、およそ2万1000ドル豊かになります。VOOとSPYの最大の違いは、経費率と売買手数料です。

アメリカ市場のETFで長期投資で購入する場合、今のところ間違いなくVOOです。

2018年

2018年の年末にS&P500は大きく下げ込みました。

主要株特にハイテク関連株FANGAが軒並み急落していたことや、当時の貿易摩擦への懸念が大きく影響しました。

2017年の8月時点まで下がっていたため、調整期間にしては下げ過ぎだなと思い、私自身ひよって購入金額を下げ迂闊な取引をしていました。

それ以降、当たり前のように基準価格が戻り、力強い米労働市場と物価上昇が経済指標で示されたという事になります。

S&P500はチャートのように大きく下げ込む事があまりないため、下がった時に買うのは心理的には怖いですが、コツコツ買いよりも下がった時にまとめてドカ買いの方が良いでよね〜。

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