緊急資金とは、突然のトラブルや予期せぬ出費に備えて貯めておくお金のことです。
例えば以下のような場合に必要となります。
- 急な医療費
- 家電の故障や買い替え
- 車の大規模な修理
- 失業時の生活費
なぜ必要なのか?
予期せぬ出費が発生した時に、借金をせずに対応できます。
特に借金がある人は、新たな借金を避けるために重要です。
いくら貯めればいいのか?
1. 最初の目標:まずは7万円程度の少額から始めましょう。急な請求書に対応できる金額を目指します。
2. 最終的な目標:3〜6ヶ月分の生活費。フリーランスや専門職の方は、もう少し多めに準備することをお勧めします。
どこに貯めるべきか
高金利で、すぐに引き出せる普通預金口座がおすすめです。
普段使う口座とは別にしましょう。
貯め方のコツ
- 目標額を計算する
- 毎月の貯金目標を決める
- 給与から自動的に振り込む
- 小銭を貯める
- 税金の還付金を活用する
- 定期的に見直して調整する
貯金が増えてきたら
緊急用とそれ以外の目的(車検や服など)で口座を分けましょう。
目的別に口座を分けると管理しやすくなります。
緊急資金があるかないかで、予期せぬ出費への対応が大きく変わります。少額からでも、コツコツと貯めていくことをお勧めします。
生活費の考え方
一派的に生活費の3〜6ヶ月分を蓄えるべきと言われますが、生活費とは何かを考える上で、以下8つの項目を計算してください。
- 毎月の家賃または住宅ローンの支払い
- 毎月の光熱費(ガス、電気、水道、ゴミ)
- 毎月の通信費(電話、ケーブルテレビ、インターネット)
- 月々の保険料(自動車、健康保険、生命保険、住宅保険)
- 毎月の交通費(車代、ガソリン代、公共交通機関代)
- 毎月の負債支払い(クレジットカード、住宅ローン以外のすべてのローン)
- 毎月の食料品費
- その他の支出(ジム)