井村屋 えいようかん

井村屋のえいようかん レビュー|缶詰で保存食に最適。無印良品の備蓄おやつチョコようかんより美味い

「非常食って、どうせ味気なくて美味しくないんでしょう?」

そんな風に思ったことはありませんか。

私自身も、防災グッズを揃えようとしたときにまず感じたのは「本当に美味しい保存食なんてあるのかな」という不安でした。

特に甘いおやつ系は選択肢が少なく、味や保存性を両立しているものは見つけにくいですよね。

そこで出会ったのが井村屋の「えいようかん」。実際に備蓄して、非常時だけでなくちょっとした休憩のおやつとして試してみると、「これなら家族全員が安心して食べられる」と思えるクオリティでした。

この記事では、同じように人気のある 無印良品の「チョコようかん」とも比較し、どちらを備蓄すべきかを本音でレビューしていきます。

なぜ非常食選びは難しいのか?3つの理由

非常食を選ぶとき、多くの人が迷ってしまうのにはきちんと理由があります。

ここでは、特に多い3つの壁をご紹介します。

1. 味が二の次になりがち

非常食は「とりあえず長持ちすればいい」と思って買う人が多いです。

その結果、いざ災害時に食べてみると「正直おいしくない」「無理して食べる感じ」となりがちです。

非常時はただでさえストレスが大きいので、食事から得られる安心感は非常に重要です。

2. 保存期間やコスパの違いが分かりにくい

保存食には「5年保存」「3年保存」など期間の違いがありますが、意外としっかり見比べることなく購入してしまう人も多いです。

長持ちする方が結果的に買い替えの手間やコストが少なくなるのに、目の前の価格に気を取られてしまうこともあります。

3. 実際に食べる機会が少なく、失敗したくない

非常食は「買ってしまえば安心」と思いがちで、味見をしないまま備蓄している家庭も多いです。

けれど、災害時に初めて口にして「これはちょっと食べづらい…」となったら本末転倒。

だからこそ「どうせなら最初から美味しいと分かっているものを備蓄したい」という気持ちが強くなるのです。

美味しい非常食を選ぶポイント

非常食にもいろいろな種類がありますが、「美味しさ」と「安心」を両立するためには、次の3つのポイントを押さえるのが大切です。

ポイント1: 保存期間と信頼性

まず大事なのは保存期間です。5年保存できるものと3年保存できるものでは、買い替えの頻度が大きく違います。

さらにメーカーの信頼性もポイントです。井村屋のように長年お菓子作りをしてきた会社が手掛ける製品は、味や品質の安心感が段違いです。

ポイント2: 味の満足度(非常時こそ美味しさが重要)

非常時は精神的に不安定になりやすく、甘いものから得られる安心感はとても大きいです。

甘すぎると感じる人もいますが、それでも「しっかり甘い」と思える非常食は、疲れ切ったときにエネルギーだけでなく気持ちを支えてくれます。

ポイント3: 持ち運びやすさ・食べやすさ

非常食は、缶詰やレトルトパウチのように調理が必要なものもありますが、避難所などでは調理環境が整わないこともあります。

その点、ようかんタイプは開けてすぐに食べられ、手も汚れにくいのが大きなメリットです。

【本音レビュー】井村屋えいようかん vs 無印チョコようかん

ここからは、私が実際に数か月備蓄して試した上での本音レビューです。

井村屋「えいようかん」を食べてみた感想

最初に手に取ったときの印象は「ずっしりしていて頼もしい」。パッケージを開けると、個包装になっていて手を汚さずにそのまま食べられます。

ひと口かじると、昔ながらの井村屋のようかんらしいしっかりした甘みとコク。

非常時用と聞くと味が落ちるイメージがありますが、普段のおやつとして出されても違和感がないレベルの美味しさです。

特に良いと感じたのは、1本あたり 171kcalと効率よくエネルギーが摂れる点。体力を使う災害時にはありがたい存在です。

気になった点としては、甘さがしっかりしているため、普段から甘さ控えめを好む人には「ちょっと重たい」と感じるかもしれません。

ただ、それも「非常時に食べるおやつ」と考えればプラスに働くと私は思います。

無印良品「チョコようかん」を食べてみた感想

無印良品のチョコようかんは、まずパッケージがおしゃれで日常に馴染みます。

味はチョコ風味で、通常のようかんよりも軽く食べやすい印象です。

子どもや甘いものが苦手な人でも抵抗なく食べられる点は大きなメリットです。

ただし、保存期間は3年とやや短め。味わいも軽めなので、非常時にしっかり満足感を得たい人には物足りなく感じるかもしれません。

比較まとめ

  • 保存期間: 井村屋(5年) > 無印(3年)
  • 味の濃さ・満足度: 井村屋(しっかり甘い) > 無印(軽め)
  • 日常のおやつ感覚: 無印 > 井村屋
  • 非常食としての安心感: 井村屋 > 無印

結論として、非常食として備蓄するなら「井村屋のえいようかん」の方が適しています。

一方で「普段から気軽に食べつつローリングストックしたい」という人には無印のチョコようかんも良い選択肢になります。

よくある質問(Q&A)

Q1. 子どもでも美味しく食べられる?

はい。井村屋のえいようかんは小豆の自然な風味で甘みもしっかりしているので、子どもでも食べやすいです。

ただし甘さは強めなので、一度普段のおやつで試してから備蓄すると安心です。

Q2. 賞味期限が過ぎても大丈夫?

基本的には賞味期限内に食べ切るのがおすすめです。

期限を過ぎると風味や食感が落ちる可能性がありますので、定期的にチェックしながらローリングストックを実践しましょう。

Q3. どこで買うのが便利?

Amazonや楽天などの通販でまとめ買いがしやすく、スーパーや防災グッズ専門店でも手に入ります。

通販では賞味期限が新しい商品を選びやすいのも利点です。

結論

井村屋の「えいようかん」は、5年間の長期保存・しっかりした味わい・高いエネルギー補給力で、非常食として非常に優れています。

無印のチョコようかんも良い商品ですが、「非常時に頼れる保存食」として選ぶなら、井村屋に軍配が上がると感じました。

家族で安心できる美味しい備蓄おやつを選んでおくことは、災害時の心強い支えになります。

まだ準備していない方は、ぜひ井村屋のえいようかんを候補に入れてみてください。

Amazonで買えるので備蓄にどうぞ!

  • この記事を書いた人

生活庵 万象

ブログと旅を愛する者。 ブログ運営歴は10年になります。 毎日の暮らしがちょっと楽しくなるような情報を発信中です。 節約術や時短テクニック、おすすめアイテムなど、リアルな日常に役立つヒントをお届けしています。 忙しい毎日に、少しのゆとりと笑顔をプラスできるような記事を書いています。

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