鎌倉には一人旅に限らず、観光としておすすめできる神社がいくつかあります。
その一つが「鶴岡八幡宮」です。
鎌倉の観光スポットの中では一番有名な場所だと思います。
駅から近く、同様に観光スポットである小町通りを通ってから行けるのでオススメです。
ご利益
鶴岡八幡宮は、武運の神、勝利の神として信仰されており、「勝負運・仕事運・出世」「安産・生命力」「縁結び・良縁」にご利益があるとされています。
源頼朝ゆかりの神社であり、祖先である源頼義が、京都の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)を勧請(かんじょう)したことから始まり、後に鎌倉幕府を開いた源頼朝が現在地に遷座し、鎌倉の街並みを作りました。
また、鎌倉武士の精神的団結の拠点であり、流鏑馬(やぶさめ)や破魔矢(はまや)の発祥でもあり武家崇敬であった事が分かります。
参拝方法
敷地が広く、複数の祈願する場所が存在します。敷地内の参拝箇所が多いため、全て回っても良いですが、よりオススメの箇所だけピックアップしておきます。
- 大石段・本宮
- 大銀杏(大イチョウ)
- 旗揚弁財天(政子石)
- 丸山稲荷社
- さざれ石
特にオススメは大石段・本宮と大銀杏です。
大石段・本宮は61段の大石段上に楼門があり、その奥に本宮の拝殿があります。勝運・出世運アップの強力パワースポットと呼ばれる所以であり、強い上昇のエネルギーがあります。
大銀杏は2010年3月に強風で、樹齢1000年の大イチョウが倒れ回復不可能とされましたが、移植1年後に幹から新芽が出た事からも分かるとおり、生命力・再生力のパワースポットです。
また神社の裏側に保育園がありその横に、君が代に出てくるさざれ石があるので必見です。
お守り
オススメのお守りとして「刀守」があります。
透明なケースに5cmの刃のある刀が入った厄除けのお守りです。
鎌倉武士を象徴する鶴岡八幡宮らしいお守りで、このお守りには身に降りかかる災いを切り払うという意味が込められているそうです。
悪いところを切り取ってくれるという意味で、厄除け用の刀守とは異なる疫病退除御刀守があります。「手術の成功祈願」に購入する方も多いそうです。
行き方 - アクセス
徒歩
基本的な行き方はJR鎌倉駅東口から徒歩で訪れ、徒歩約10分で到着します。
小町通りから行くと混んでいるので、一度大通りである若宮大路に出た方がアクセスしやすいです。
バス
「鎌倉駅東口」から「鎌倉八幡宮前」停留所まで行くことは出来ますが、バスで約4分なので、どう考えても距離的にバスで行く必要はありません。
タクシー
タクシーの場合、鎌倉駅東口ロータリーでタクシーを拾えますが、バスと同様に距離が短いのであまり現実的ではありません。
連休での注意
GWやシルバーウィークなど長期連休期間は、小町通りが信じられないほど混んでいるため、大通りからのアクセスがおすすめです。
また神社自体の敷地も広いですが、長期連休中は狭く感じるほどの観光客が訪れます。