マスクをつける機会が増えた昨今、医療脱毛をしようと大手の美容外科クリニックで脱毛をすることにしたのですが、想像より遥かに痛かったので、体験談と対処法をまとめます。
ヒゲの脱毛で検索すると、企業サイトや各クリニックが多く引っかかります。
宣伝を兼ねているので「痛みは少ない」と書かれていますが、これは毛が薄い人だけです。
口周りの皮膚が薄く、毛が濃いタイプの人は間違いなく超痛いです!
脱毛が痛いと感じやすい部位
人間が脱毛するにあたり、痛いと感じる部位には理由があります。
- メラニン色素が多い
- 皮膚が薄い
- 毛の処理をする必要があるので皮膚が傷付いている
脱毛の痛さは、「毛穴の数×毛穴の広さ×毛の濃さ」のようにコンボで痛くなります。
毛が密集して生えており、かつメラニン色素が濃く、毛の太い「髭とVIO」はかなり痛いです。
頬もやってもらいましたが、頬は濃い毛が生えている部分以外ほぼ痛みはありませんでした。
人間は脳に近い箇所から優先的に痛みを感じるので、顔を脱毛する場合、他の部分を抓って軽減することが出来ません。
私自身、ヒゲが濃く、皮膚が薄いタイプなので上記の1,2,3全てに当てはまり、めちゃくちゃ痛いです。
逆に毛が細く、皮膚が厚いタイプの人はそれほど痛みを感じないそうです。
痛みの種類
よく、輪ゴムをはじいたような痛み、電気がはしったような痛みと表現されます。
美容脱毛であれば輪ゴムを思いっきり引いた痛みですが、医療脱毛はその比じゃありませんでした。
ネット上の体験談などでは「痛いけど大丈夫」などと書かれていますが、全然大丈夫ではありません。
体験すると、完全なステマで書かれていることが分かります。
輪ゴムを弾くというよりも、髭を嬲るように抜く痛さで、焦げた匂いがするほど強力です。
看護師など施術する人の話によると、VIOの脱毛やヒゲが濃い人のヒゲ脱毛など、毛の濃い箇所は照射に耐えられない人の方が多いそうです。
ヒゲの生え方にもよりますが、濃いヒゲが生えそろっている場合、ヒゲ脱毛は麻酔必須レベルです。
毛が薄い人以外は、麻酔を使わないのは現実的ではありません。
麻酔なしで照射の出力を最小にして貰っても、かなりの痛みがあり自然と涙が出ました。
対処法
麻酔クリーム
一番良くあり効果があるのが、麻酔効果のあるクリームを塗ることです。
これが一番効果がり30〜2時間の間で効果があります。
私個人は、髭に塗ったところ15分〜1時間15分ほどしか体感が無かったので個人差があるのは間違い無いです。
麻酔クリームを塗った効果は、普通の照射出力でも最弱に設定してもらった状態と同等の痛みでした。
痛み自体が消えるということはなく、やはり毛の濃い部分は痛いです。
ラップをすると成分が浸透し、効果が違うので絶対にラップをしてください。
ちなみに塗布量は、クリームの白さが残るよう厚めに塗る必要があります。
看護師に聞いたところ、クリーム1本が1回の目安だそうなので、かなり大量に塗って下さい。
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参考麻酔クリームを塗るときは必ずラップをする事!
医療脱毛をした際、あまりの痛さに「麻酔クリーム」を使い始めたのですが、確実にラップをした方が効果があります。 麻酔クリームの利用方法の説明にもありますが、麻酔クリームを塗布したらラップで覆うのが基本的 ...
笑気麻酔
ガスを吸い込む麻酔で、効き目が早く30秒位〜1分位で体がふわついた感じになります。
これは緊張をほぐす目的も含まれており、個人的には期待するほどは効かないです(笑)。
こちらも刺激や痛みはあり、正直痛いなと感じます。
麻酔クリームがない場合は気休めですが、絶対使用して下さい。
肌の水分を確保する
ヒゲ周りの肌環境を整えておく事が重要です。
脱毛をする前後1週間以上は、化粧水と美容液を使い肌の水分を確保して下さい。
箇所を冷却する
施術前に肌を冷やしておくのも効果的です。
レーザー脱毛は熱を帯びるため、冷やすことは効果があります。
麻酔クリームとラップをすてしまうと、必然的に暖かくなってしまうので、保冷剤を持参して局部を冷やしておきましょう。
呼吸法
麻酔を使う前提ですがそれでも痛いのが現実です。
麻酔を使っても痛いので、呼吸法などでどうにかして耐える必要があります。施術中は寝ているので腹式呼吸になります。
施術する看護師の人が丁寧な人の場合、都度照射する前に「いきまーす」と声がけしてくれるので、ラマーズ法を意識して「ヒッ・ヒッ・フー」の呼吸で耐えましょう。
照射後
医療脱毛の照射後は、少し毛が伸びると、ヒゲを簡単に抜く事が出来ます。
これがレーザーが効いている証拠です。
抜いた箇所からも毛が生えてくるので、毛が生えそろってから脱毛を行う必要があります。
1ヶ月おきを推奨しているクリニックもありますが、医療脱毛であれば長い目で見て2ヶ月おきにした方がいいです。
これは自分の実体験もそうですが、某有名な美容医師が、最初から2ヶ月と言っていたことからそれなりに妥当な数字だと思います。
また、ロキソニンを試してみましたが、効果はありませんでした。
使いたいのであれば、お守り程度の物だと思って挑みましょう。